落ち葉の下のにんじん抜けた!

ばあちゃんの畑

2016年01月08日 03:03







小学校の給食に届けるにんじんを抜く。朝少し霜が降り、雪も散らついたんだけど、
午後になってから、移植ゴテだけ持って人参畑に行く。例年だったらもう土は凍って
抜けたもんじゃないんだけど、今年はまだしっかりしている葉の付け根を持って静かに
力をこめると、抜けた! ちょっと感動しちゃって書きました。
暖かい冬なので、いつまでも元気で、ばあちゃんの畑始まって以来の立派な人参なの。
なるべく新鮮さを保っておきたいので、毎年畑で冬越しさせます。年末の雪が降る頃に
畝にたっぷりのモミガラを掛け、ぎりぎり冬休み前に保育園から落ち葉をもらい、ふわ
ふわのお布団をいっぱい掛けておいたの。寒い地域の野菜は、凍らないように糖分を蓄
えるんだとか。ほんとに甘くて美味しい人参なんです。給食に届けるのも、子どもたち
に美味しい野菜を食べてもらいたいから。

そして我が家の七草がゆのこと。春の七草は揃わないけど、ばあちゃんの畑に今ある
いろんな緑の葉っぱの柔らかいところを摘んで来ます。
セリの代わりのイタリアンパセリ、ナズナ、ゴギョウはない、ハコベ、ホトケノザない
スズナは大きなカブがついている野沢菜、スズシロは葉付きのまま立てていけてある
大根、おまけに人参とターサイも、これをさっと茹でてみじん切りにし、土鍋でご飯を
煮くずしてポテッとしたところに、いただく直前に混ぜます。鮮やかな緑のおかゆです。

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